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指紋認証オートロックの使い勝手

最近はセキュリティーへの関心は高まる一方である。
その中の最先端技術の一つとして、指紋認証オートロックがある。
賃貸においてもその技術は応用され、人気を集めている。
普及率はまだまだ低い為、改良の余地があるものの現段階での使い勝手について考えてみたい。
指紋認証の最大のメリットは、手間が少ない事だ。
玄関前で鞄からガサゴソと鍵を探す手間が無いのはとても素晴らしい。
暗証番号を入力するタイプと比べても、手間が少ないのは明白。
この数十秒の差が積み重なっていくと、意外にバカにできない。
登録と抹消が簡単なのもメリットだ。
普通の鍵と違って、指紋を登録するだけの事なので費用や手間は少ない。
入居者が変わる場合には、登録を抹消するだけだ。
鍵の複製や、賃貸の又貸し防止にも効果を発揮する。
借り手と貸し手の双方にメリットがあるように見える。
しかし、当然ながらデメリットもある。
デメリットはどちらかと言うと、借り手に負担が大きい。
読み取りエラーの問題。
まだまだ発展途中の技術であり、指紋の読み取りエラーはよくある話。
指紋の読み取りやすさには個人差がある為、人によっては度重なるエラーでイライラする事もある。
結局使えず、非常用の暗証番号入力なんて話もよく聞く。
読み取りエラーを起こす理由の一つとして読み取り部の汚れだ。
読み取り部が汚れてしまえば、読み取りが困難になる。
定期的に掃除しなくてはいけないのは、他の鍵にはない手間となる。
指紋認証は電池で動くものが殆どで、電池は指紋認証の生命線。
これが切れてしまうと締め出しを食らう可能性すらある。
読み取り部は、様々な人が触る場所。
潔癖症の人間には、少々辛い。
読み取り部に、他人の指紋の後がついていたりすると普通の人でも生理的に嫌なものだ。
現状、指紋認証だけの単独の賃貸は少ない。
他の鍵と併用されており、指紋認証で不都合がある場合には別の鍵を利用すると言うのが一般だ。
今後、精度が高まっていけば、完全に指紋認証だけになる日もくるかもしれない。
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