賃貸まめ知識 大家と不動産会社について

やりにくいお客さんは得する

世の中、いい人やイエスマンは損をする。
何かと面倒ごとを押し付けられてしまったり、甘く見られてしまったり。
飲食店などで、クオリティの低いものを出されて怒るお客さんと、何も言わずに食べるお客さん。
どちらが丁寧に調理された料理を提供してもらえるのは明白である。
本来、どの客も差別する事無く平等に最善のサービスを提供するのが飲食店の矜持ではあるものの、現実的ではない。
賃貸の世界にも、この考え方は十分に通用する。
大家と入居者のトラブルは非常に多い。
中には無理難題を吹っかけてくる大家もいる。
耐えかねた入居者がいざ裁判を起こそうとすると、手の平を返して言い分を引っ込める。
中には言われたとおりに従ってしまう入居者も少なくない。
何故そういう事が起こるのかというと、大家が入居者を甘く見ているからという理由がある。
もちろん入居者の責務と言うものもあり、大家の要求がその範囲内の場合もある。
何にしてもいらぬトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ。
こういう事は最初が肝心。
最初の賃貸契約を結ぶ前に、しっかりと契約書に目を通して確認する。
疑問に思ったものは、全て説明を求める。
自分でも、賃貸に関する情報を調べて一般的ではない項目があった場合には指摘できると良いだろう。
更に最初に室内をデジカメで撮影しておくのも効果的だ。
床や壁紙、室内のクリーニング状態、畳の状態、襖の張替えの有無。
これらを記録しておく、記録した写真は契約書などと一緒に保管してもらうようにする。
こうすることにより、原状回復トラブルのリスクを軽減できる。
更に一筋縄ではいかない相手という印象も与えられるだろう。
そうなればしめたもので、以降は丁寧に扱ってもらえるだろう。
ただ、間違えないで欲しいのは、敵対関係を作る為の行為ではないということ。
お互いが気持ちよく賃貸契約を履行する事を目的とした行為であること。
そこを履き違えて、最初から大家や不動産会社を敵とみなして、悪態をついてしまっては逆に損をしてしまう。
大事なのは、しっかりした人なんだなという印象を持ってもらうことで、嫌な客になるわけではない。
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